食べるという行為は、栄養摂取の手段であるだけでなく、人ぞれぞれの価値観が存在します。しかしさまざまな問題で飲み込みに障害をきたし、口から食べることが困難な患者様は大勢おられるのではないでしょうか。看護師は患者の一番身近にいる存在で患者の日常生活を24時間支える立場にあります。
摂食嚥下の専門的な知識を有する人材の不足しているさまざまな臨床の現場では、看護師が摂食嚥下ケアへ参加していくことが必要と考えます。摂食嚥下障害の知識や技術をもったスタッフを育てるとともに、日々のケアを診療報酬算定につなげる支援をさせて頂きたいと考えました。